ソムリエ・ワインエキスパート一次試験とは?CBT・70分120問・受験資格・費用・日程(2026年度)

一般社団法人 日本ソムリエ協会(J.S.A.)の呼称資格認定試験「ソムリエ」「ワインエキスパート」の一次試験について、形式、受験資格、費用、一次免除、二次・三次との関係、2026年度の日程、受験者数と合格率、学習の進め方を、協会が公表している情報をもとに整理しました。2027年度の募集要項は、2026年10月24日時点では未発表です。

最終更新:2026年10月24日

ご利用にあたって:本ページおよびアプリ「ワインウカール」は、一般社団法人日本ソムリエ協会とは関係のない、個人開発の非公式の学習補助ツールです。協会の公式教材・公式問題集ではありません。出願、受験資格、試験日、費用の最新情報は、必ず協会のサイトでご確認ください。本ページの記載内容は執筆時点(2026年10月24日)の公開情報をもとにしており、内容の正確性・最新性を保証するものではありません。

1試験の概要

日本ソムリエ協会(1969年発足)の呼称資格認定試験には、一般呼称のソムリエとワインエキスパートがあります。協会は「ソムリエ/ワインエキスパートにランク分けはされておりません」としています。2026年度は「第31回 J.S.A.ワインエキスパート呼称資格認定試験」(ソムリエも同じ回)として実施されました。

協会の募集要項では、ワインエキスパートを「酒類、飲料、食全般の専門的知識・テイスティング能力を有する者」と定義し、「プロフェッショナルな資格ではないので職業は問わず、むしろ愛好家が主な対象となる」と説明しています。

試験は、一次(筆記・CBT)、二次(ワインエキスパートはテイスティング)、三次(ソムリエのサービス実技)と進みます。本ページと本アプリが扱うのは、このうち一次試験です。エクセレンス呼称とSAKE DIPLOMAは対象に含めていません。

2受験資格と費用

受験資格(2026年度)

費用(税込)

項目一般会員
一次から受験・1回受験32,900円23,700円
一次から受験・2回受験37,800円28,600円
一次免除(二次から)14,210円7,300円
最終合格後の認定登録料20,950円

受験料には、教本代と二次の受験料が含まれます(協会の2026年度募集要項による)。ソムリエの料金も、一次から受験する場合はワインエキスパートと同額です。

3一次試験の形式

協会の募集要項とCBT試験のご案内に書かれている内容は、次のとおりです。

方式CBT(コンピューター方式)。全国の指定会場(約300会場)で、各自が日時と会場を予約します
試験時間・出題数70分・120問
出題範囲「当年度の日本ソムリエ協会教本記載事項」(2026年度は2026年度版教本)
問題の出され方受験者ごとに異なる問題が出題されます(「全く同じ問題・選択肢が出題されることはありません」)
回数出願時に1回受験か2回受験かを選びます。後から変更・追加はできません
結果試験終了直後に画面に表示され、一次試験合否証明書が交付されます
持ち込み荷物はロッカー等へ預けます。携帯・教本・参考書は使えません。筆記用具とメモ用紙は会場で貸与されます
選択肢の数・問題形式・合格基準・配点・章ごとの出題数は、協会は公表していません。協会は「試験問題、採点や合否に関する照会には一切応じられません」としています。個人のサイトには「4択」「6割前後」といった記載がありますが、協会が確認したものではありません。本アプリの模擬試験は「120問・70分・4択・合否の目安 正答率70%」で組んでいますが、4択・70%・科目ごとの配分は本アプリが置いた再現値で、協会の公表値ではありません。

「何問取れば合格」という逆算ができない以上、教本の全範囲を広く固めておくことが対策の基本になります。

4日程(2026年度の実績と2027年度の見込み)

2026年度日程
出願2026年3月2日〜7月10日
一次試験(CBT)2026年7月15日〜8月26日(各自予約)
ワインエキスパート 二次2026年9月28日(月)
ソムリエ 三次2026年11月9日
2027年度の募集要項は、2026年10月24日時点では協会から発表されていません。2026年度は2026年2月27日に出願のお知らせがあり、3月2日に出願の受付と募集要項、教本の発売が始まりました。協会のよくある質問には「開催される年の3月上旬より募集を開始いたします」とあります。2027年度も同じ時期になる見込みですが、これは過去の実績からの推測で、協会の告知ではありません。日程・料金は、協会の発表後に確認してください。

5一次免除

一次試験を通過した年の翌5年間のうち3回まで、同じ呼称の一次試験が免除されます(二次不合格者が対象)。免除の権利がある場合は行使が必須で、その場合は一次を受験できません。免除を受ける年も出願は必要です。

ワインエキスパートの募集要項には、過去5年間にソムリエに合格した方は、ワインエキスパートの一次試験が免除されることも書かれています。免除制度は変更される場合があると、協会は明記しています。

6二次・三次はアプリの範囲外です

二次のテイスティングも、出題範囲は同じ教本です。ただし、テイスティングの感覚・論述・サービス実技は、スマートフォンの問題集では身につきません。本アプリは一次試験の知識の確認に専念しています。

7受験者数と合格率(協会の資格保有者一覧表)

協会が公表している「資格保有者一覧表」(2026年1月1日現在)によると、2025年の受験者数と合格率は次のとおりです。

呼称年受験者当年合格者合格率
ワインエキスパート20253,57794426.4%
ワインエキスパート20243,3811,39941.4%
ソムリエ20252,86657019.9%
ソムリエ20243,10490529.2%
この「合格率」は、当年の最終合格者数を受験者数で割った値です(表の数字から検算できます)。一次試験だけの合格率ではありません。一次通過者数は協会から公表されていません。資格保有者の累計は、2026年1月1日現在でワインエキスパート24,872人、ソムリエ41,194人です(旧呼称を除く)。

8学習の進め方(出題範囲と13科目)

出題範囲は、協会が受験者に配布する教本です。教本は協会が出願者に配布するもので、協会のよくある質問には「現在、一般書店では販売されておりません」とあります。協会は章ごとの出題数を公表していません。

本アプリでは、教本の章の構成を参考に、次の13科目に分けて学べるようにしています。この区分と、模擬試験での科目ごとの出題数は、本アプリが定めた区分・配分であり、協会の公表値ではありません。

  1. ワイン概論・酒類飲料概論
  2. 日本
  3. フランス①(概論・シャンパーニュ・ブルゴーニュ・アルザス・ジュラ/サヴォワ)
  4. フランス②(ボルドー・ロワール・ローヌ・南フランス・南西地方)
  5. イタリア
  6. スペイン・ポルトガル
  7. ドイツ・オーストリア
  8. その他ヨーロッパ(スイス・英国・ルクセンブルク・中東欧・ギリシャ・ジョージア)
  9. アメリカ・カナダ
  10. チリ・アルゼンチン・ウルグアイ
  11. オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカ
  12. テイスティング・料理とチーズ
  13. 購入・保管・熟成・販売/ソムリエの職責とサービス

産地や制度の名称・数字は、毎年改訂される教本と食い違うことがあります。日本の地理的表示(GI)は国税庁の指定一覧、EUの原産地呼称は登録簿といった公的な資料で確かめられる範囲に絞って確認するのが、独学でも取り入れやすい進め方です。

9よくある質問

Q. ソムリエ・ワインエキスパートの一次試験は何問・何分ですか?

A. 協会の募集要項によると、CBT方式で70分・120問です。出題範囲は当年度の日本ソムリエ協会教本記載事項です。

Q. 一次試験の選択肢は何個ですか? 何点で合格ですか?

A. 選択肢の数、問題形式、合格基準、配点は協会が公表していません。本アプリの模擬試験は4択・正答率70%を合否の目安にしていますが、これは本アプリが置いた再現値で、協会の基準ではありません。

Q. ワインエキスパートは誰でも受けられますか?

A. 基準日(2026年度は8月31日)に満20歳以上であれば、国籍・職種・経験は不問です。ソムリエは、これに加えて職務従事の条件(一般は月90時間以上で通算3年以上、会員は通算2年以上)があります。

Q. ソムリエ・ワインエキスパートの受験料はいくらですか?

A. 2026年度は、一次から受験する場合、1回受験が一般32,900円・会員23,700円、2回受験が一般37,800円・会員28,600円(いずれも税込・教本代と二次受験料を含む)でした。最終合格後に、認定登録料20,950円が別にかかります。

Q. 日本ソムリエ協会の教本は書店で買えますか?

A. 協会のよくある質問には、教本は現在、一般書店では販売されていないとあります。教材は、出願と支払いの完了後に協会から配布されます。

Q. ソムリエ・ワインエキスパートの2027年度の日程はいつわかりますか?

A. 2026年10月24日時点では未発表です。2026年度は3月上旬に募集が始まりました。2027年度も同じ時期になる見込みですが、協会の告知ではなく過去の実績からの推測です。協会のサイトで確認してください。

Q. 一次試験に合格したあと、翌年以降はどうなりますか?

A. 一次を通過した年の翌5年間のうち3回まで、同じ呼称の一次が免除されます(二次不合格者が対象)。条件や変更の有無は、その年の募集要項で確認してください。

Q. ワインエキスパート・ソムリエの対策アプリはありますか?

A. アプリ製薬の「ワインウカール」が、一次試験(筆記・CBT)の対策アプリです。協会とは関係のない個人開発の非公式ツールで、国税庁の資料や各国の公的な産地登録簿など、公的な資料に基づくオリジナル問題を13科目で収録しています。Web版はブラウザでそのまま使え、各科目の先頭10問は無料、全問と全機能の解放は買い切り¥980です。二次のテイスティング・サービス実技は対象外です。

10問題集アプリ「ワインウカール」

スキマ時間にスマホで一次試験の学習を進めたい方向けに、対策アプリ「ワインウカール」を開発しています。

運営者情報

本サイト・アプリ「ワインウカール」は、個人開発の屋号「アプリ製薬」が制作・運営しています。法人ではなく個人事業として運営しており、一般社団法人日本ソムリエ協会とは関係のない、非公式の学習補助ツールです。

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11出典・参考にした公表情報一覧

本アプリは一般社団法人日本ソムリエ協会とは関係のない、非公式の学習補助ツールです。試験・出願の最新情報は協会のサイトでご確認ください。